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2017.01.05
晩秋の雲取山でテント泊
雲取山といえば我が故郷青梅のさらに奥地にある東京都で唯一の二千米峰(2017m)。
決行日となった2016年11月5日は季節的には晩秋で紅葉シーズン真っ盛り。
ですが山はもうすぐ冬、いや日によってはすでに冬。
装備の甘い山キャンプ初心者のボクら二人にとってはギリギリのタイミングです。
満員のバスに揺られて留浦バス停下車。
そこから歩いて数分の鴨沢登山口から8時すぎに出発です。
この日はとっても天気が良くて気温も急上昇。(都心部では最高気温が20℃を超えていた)
ちょっとだけ紅葉したなかでの登りはTシャツ一枚でも汗ばむほどです。

10時半に七ツ石小屋に到着してちょっと休憩。

山小屋価格(たしか400円)のコーラが疲れたカラダに沁みます。
そしてバッチリ見える富士山を激写。

よくわからないけど富士山が見えると嬉しいのはやっぱり特別な山なんですかね。

横にはなんとかアルプスたち(たぶん)もキレイに見えてます。
いまはテキトーですが、いつかは山のかたちを見ただけで「なんとか山」って言えるようになりたいです。

そこからさらに歩き続け・・・
12時過ぎに雲取山頂到着!

そこから埼玉側に20分ほど下って雲取山荘到着。

テント場はこちらの山荘の庭先(?)となります。
山荘で場所代(ひとり500円)を支払ってからテキトーな場所にテント設営です。
山小屋の人の話によると当日は団体さんが入っているのでかなり混雑するそうで、実際場所によっては狭いところにテントがギチギチに張られてました。
ただしボクらは早めに到着したのであまり混雑せず良い場所に設営。
テントを張り終えてからは特にするコトもなくうだうだと過ごし夕方5時には早めの夕食です。


ボクは家で半完成させてきた豚汁にご飯を炊いてバッチリ。
何度かリハーサルを重ねてきて良かったー。
そして荒行開始です。
あれだけ暖かかったのですが陽が落ちると一気に気温低下。
テント場は林に囲まれてはいるのですが稜線上にあるので冷たい風が吹き抜けます。
あまりの寒さに3時頃目が覚めてしまい、そのあとは熟睡できず。
ちなみにNくんはもっと早く眠れなくなったそうです。
このときのテント内の気温は3℃。体感温度はもっと低かったように思います。
二人ともいちおう限界温度は0度に近いダウンシュラフを持ち込んでいたのですが快適さにはほど遠く、
さらに夏メインの3シーズン用テントでは通気性が良すぎて風が室内にも入ってきて室温も低下。
寝るときの恰好も含めて山の上で過ごす服装も甘かった・・・
そんな辛い一夜が明けてボクらは逃げるように早朝出発。





ちょっと道を間違えてしまいましたが無事下山することができました。
こうしていろいろ苦い勉強になった初の山テント泊だったのですが、
これはこれで楽しい経験です。

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