いよいよ今回はボクのタナゴ用仕掛けをご紹介。

あえて名前を付けるなら、「ゆっくり沈ませるシモリ仕掛け」と言ったところでしょうか。
エサをゆ~っくり沈ませて、その途中でエサに喰いついてきたタナゴを釣ってしまおうという仕掛けです。
タナゴが喰いついてくるときのほんのわずかな変化も見逃さないため、
そして出来るだけ違和感無くタナゴに喰いつかせるためにとにかく繊細さを重視しています。

バス釣り風に言うと、
「ナチュラルフォールで誘ってタナゴをバイトに持ち込むセンシティブなタックルシステム」ですか?

わかりにくくてスイマセン・・・

とにかくまずは全体像から。
タナゴ仕掛け全図。
イラストにするとこんな感じです。

それではそれぞれのパーツごとに見ていく事にしましょう。

①竿
「持ちもの編」でもご説明しましたが、足元のポイントを釣る冬場の水元公園では長い竿は必要ありません。
長さ1m以内のものが良いと思います。あまり長いと取り回しが利かなくってかえって邪魔です。
この場合、大は小を兼ねません。
なるべく細くて竿先が柔らかいものを選びましょう。
特に魚の引きを楽しむ釣りではありませんが、棒のような竿でエイヤッと引き抜くのはちょっと・・・
あくまでも優しくそして優雅に楽しみたいものです。
外道で鯉とかヘラが掛かってしまうこともありますが、そんなときはすぐに降参しちゃいましょう。

専用のタナゴ竿かハエ竿などの柔らかめの竿の先だけを使うと良いでしょう。
これにテニスのグリップテープを巻くなどして握りやすくすると快適に釣りができますよ。

すでに登場していますが、ボクの愛竿はアルファタックル製タナゴ竿「PS静香 80」さんです。

②ミチ糸
竿先からオモリ部分(またはハリスとの連結部分)までに使う糸です。
狙う魚が小さいので強度は必要ありませんが、繊細な仕掛けをストレス無く扱うための性能が必要になります。
それはズバリ「細さ」と「やわらかさ(なめらかさ)」です。
違和感無く魚にエサを食わせるためには水の抵抗が少ない細い糸が良い。
そして水なじみが良くってクセがつきにくいやわらかい糸が良いです。
フロロカーボンの0.2号を使っていたこともありますが、今はがまかつの「テトロンライン#100」を使っています。
この糸はかの「極めタナゴ」のハリスにも使われていますし、なにしろなめらかで糸グセもつきにくい。
そして細い糸は見えにくいので扱い辛い。その点、糸に色が付いているとどこに仕掛けがあるのかわかりやすくて扱いやすい。なによりも色の付いた糸を使っていると、タナゴ釣りが上手そうじゃないですか。
イメージって大事ですよね。

3mで315円と割高ですが、思い切って買ってしまいましょう。

③ウキ
ここで紹介している「沈めるウキ釣り」では、普通のウキのように水面にプッカリ浮かばせることはありません。
オモリとウキのバランスで仕掛けの沈むスピードを調整するのに使います。
もちろん目印としての役目もありますが、このウキでアタリをとることはあまりありません。
アタリは主に次に紹介する糸ウキでとることになります。
そして仕掛けの一体感が高いような気がするので中通しタイプを選んでみました。
もちろん「タナゴ釣りっぽい」っていう理由が一番です。

関東工房タナゴウキ。
このタナゴウキ、上州屋さんで500円前後で買えます。
ちなみにボクのお気に入りは「関東工房 タナゴウキ」400円ナリ。
まあ、他のタナゴウキは使ったことがないので知らないだけなんですが・・・
別売りで専用の細いウキ止めパイプが必要になるので要注意です。

④糸ウキ
前出のウキの下、ミチ糸に間隔をおいていくつか並べて取り付けます。
その位置関係が変化したら、魚がエサに喰いついている証拠(=アタリ)です。
これには水の抵抗が少なく、見やすいことが求められる条件になります。
素材は、樹脂系の中通しタイプ、蛍光の糸をミチ糸に結んだもの、水鳥の羽の芯などいろいろとありますが、
市販されている樹脂系のものが扱いやすいと思います。

マルフジの糸ウキです。

ただ、タナゴ釣りには一番小さなものを使うのですが、極小のゴム粒が8個で約500円と割高感は否めません。
そして一度仕掛けに通してしまうと再生が利かないところも残念なところです。
なんだか自作できそうなのでボクも挑戦していますが、今のところこれぞ!といった素材は見つかっていません。
だれか器用な人、作ってください。そして作り方を教えてください。

⑤ハリス止め
ミチ糸とハリに付いている糸(=ハリス)をつなぐ連結器です。
細い針金のようなものでつくられているこのパーツ、一方はリング状になっていて、
もう一方は何かを引っ掛けるこんなカタチになっています。
マルフジのハリス止めです。

このリング側にミチ糸を結び、反対側にハリスの輪っかを引っ掛けて使いましょう。
カタチはなんだかホチキスの針のようですが、実際にベテラン達はホチキスの針で自作しているようです。
市販品には「ヨリ戻し(=スイベル)」が付いているタイプもありますが、
タナゴ釣りにはヨリ戻しなしのタイプを使います。

これには理由があります。それは・・・

⑥オモリ
・・・ハリス止めの軸にオモリを巻きつけるためなんです。
使うオモリは薄い板オモリ。それを軸の幅にカットしてなるべくピッタリと円柱状になるように巻いていきます。

オモリを付けるとこんな感じ。
完成するとこんな感じ。
ナゼこんな風にオモリを付けるかというと、
・支点を一点にすることでアタリが伝わりやすくするため。
・水の動きでオモリがヒラヒラすることを防ぎ、アタリをとりやすくするため。
なんだと思います。

なにもそこまでって思われる方もいらっしゃるかと思いますが、こんな余計な(?)工夫が楽しいんですね。

⑦ハリ
なんといっても、タナゴ釣り仕掛けの一番のキモはこのハリです。
タナゴ釣りは、「一に場所、二にハリ、三にウデ」といわれるくらいハリが重要。
どんな釣りでもハリは大切ですが、こんなにもハリの良し悪しが釣果を左右する釣りは聞いたことがありません。

ここで余計なことはいいません。
釣具屋さんに行ってがまかつの「極めタナゴ」を買いましょう。
いままで釣れなかった魚が釣れるようになりますよ。
詳しくはコチラに。
最後はやっぱり極めタナゴ。

・・・でも、数日前に渋谷の上州屋さんに行ったときには売り切れていたんですがね。


ここまで読んでいただいた方へ
こんな長~い文章を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今回、いまのボクのタナゴ仕掛けをなにも隠さず、すべて晒させてもらいました。
何かの参考になれば良いな、と思います・・・

が、

正直ここまで揃えるのはチョット・・・
タナゴ釣りが初めての方は300円くらいで売っている市販のタナゴ仕掛けの完成品を買えば良いと思います。
ただし、付いているオモリははずして板オモリでバランスを調整しましょう。
そしてハリは「極めタナゴ」に交換すること。

これでバッチリです。

さあ!釣具屋さんに行って物欲を開放しましょう!


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