二日目の夜、夜釣りの前に車を停めて夜の散歩。

20190608西表島の夜



外灯の下には小さなヤドカリやバッタのみ。
20190608バッタとヤドカリ

と、ようやく大きなオカヤドカリ発見!

正直、殻をつかんでしまえば大丈夫となめてました。


いつもなら殻に閉じ籠ってしまうのですがコイツはガッと脚をひろげて素早くボクの手のひら側に回り込むと、

アイタタタタタ!

20190608鋏まれた

大きなハサミで薬指を、小さなハサミで中指を鋏み、残った脚でがっちりホールド。
ハサミもさることながら尖った脚も地味に痛い。

まずはそのままお帰り願おうと草むらの上にそっと手をのせてしばらくじっとしてみましたが、まったく離す気配なし。

身代わりの棒を差し出してみてもボクの指がよほど気に入ったのか見向きもせず。

ちょっと揺れたりすると離されるまいとより強く挟んできて強烈に痛い。


そうだこいつはオカヤドカリ、きっと水が嫌いなはず、と思って近くの海まで行きます。


途中、散歩している方とすれ違いましたが、

「どうしたんですか?大丈夫ですか?」

「ちょっとヤドカリに鋏まれまして」

ってなるのが嫌でボールを持っているかのように殻を持ってカモフラージュ。


そして海水にしばらく浸けてもまったく状況は変わらず・・・

ここまでヤドカリに挟まれたまま30分ほど経過。


ヤドカリ付きの左手を海に浸したまま、そういえば子供の頃にもお祭りで飼ったオカヤドカリに指を鋏まれて大騒ぎしたことがあったなぁ、こういうのも「三つ子の魂百まで」って言うのかなぁ、とか、このままだとヤドカリに挟まれたまま東京に返ることになったりして、そしたら空港で「生き物の持ち出しはダメですよ。」って止められて、そうなったら空港職員の皆さんにヤドカリを外してもらおう、とか、とか考えだしたところで未来の力で解決できるかも知れないことに気付く。


すぐに空いてる右手でスマホを操作して「ヤドカリ 鋏まれる」で検索すると、やっぱり同じように挟まれた人の体験談がでてきました。

「海水に浸けてもダメです」「そっと草むらに返そうとしても離してくれません」、とボクが試してきたことが既知の駄策だったことを教えてくれてます。


そして肝心の対処方法は「氷水に浸す」。

ここは南の島。そして外。どうやって氷水を手に入れればいいの?


近くの民家まで行って「ヤドカリに挟まれたので氷水をいただけませんか?」って言ってみようか?

でももう夜おそいし・・・

と、そこで近くの漁港に氷の自販機があったのを思い出した、ナイス!

20190608氷の山

ヤドカリを外すには十分すぎる氷を手にいれて、いざヤドカリ付きの手を氷に差し込むと・・・

あんなに意固地だったヤドカリさんはあっさりと離れてくれました。

草むらに離すと何事無かったように森のなかへ。

20190608オカヤドカリ


挟まれたままだった指にはこうしてクッキリとハサミ跡が。そして2週間経ったいまでも傷跡は消えず、文字通り爪痕を残していったのでした。

20190608爪痕


このあとは予定通り夜釣り。
しかし満潮止まりのタイミングになってしまって魚は釣れず。
予想外のアクシデントで粘る気力も無くなってすぐに終了。


ヤドカリに指を鋏まれていた時間のほうが長かった二日目の夜釣りでした。

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